2020年06月28日

「MIU404」 第1話を観ました



遅ればせながらTVerで、新番組のドラマ「MIU404」 第1話を観ました。



◆「MIU404」 第1話
https://tver.jp/corner/f0053309
(7月3日(金) 21:59 終了予定)


これは予告編を観てたときの印象より、はるかに本編のほうが面白く感じられました。


最初、星野源が悪ぶった役やるのはどうなのかなー、外すんじゃないかなーと危惧していたんだけど杞憂でした。

基本は真面目な公務員で、出世コースから外れたせいで少し不真面目になっているというキャラ設定だったようで、それなら星野源の演技とも合うんじゃないかと思って観ていたら自然な感じで役に馴染めていて良かったです。実際、見慣れてくると、かなり良かったし。

綾野剛はさらに自然体でやっていて、野性味ありつつもフレンドリーという少しミステリアスな役どころが魅力的でした。


刑事物だけど、タッチとしてはアメリカのテレビドラマの刑事物っぽい洒落た雰囲気を出しつつ、テンポも早くて見やすいです。

また役者たちの泣きの芝居だけに頼らないサラッとした感じのスタイルも好感が持てます。


これって。

昔の名作刑事ドラマ「踊る大捜査線」っぽいスタイルだなぁと思いました。

いわゆる規則、規則と口うるさく縛られて捜査が満足にできない刑事たちの悲哀をうまく描きつつ、知恵と工夫とズルによって、規則の壁を越えた先にいる犯人に迫るという痛快さを取り入れています。

それに階級やセクショナリズムによって区別されてる刑事人生が垣間見えてくるところなど、かつての「踊る大捜査線」のマインドをいい意味で引き継いでますね。

組織 VS 個人。

――という感じで。


そんな中で主人公のひとり、綾野剛は――織田裕二が演じた青島刑事のように、動物的カンに冴えて、規則の範囲内で、いや規則の隙間をぬって、自己流で捜査して核心(犯人)に迫っちゃって、本人がうまく行きすぎてビビるとかを継承していて、新たな刑事像を生み出しそう……そんなところが面白い。

こうなってくると、ライバルとなる官僚、柳葉敏郎が演じた室井管理官のような孤高の志のある官僚も出てきて欲しいなぁー(笑)。

あと、反対に上にばかりペコペコする同僚とかもね。


それから官僚の息子でコネで入ってきた岡田健史が、室井管理官の若い頃を観てるような感じがするキャラに育っていきそうなのも楽しみですよ。

彼がいずれ暴走しすぎて官僚のお父さんに叱られちゃうんだけど、でも本人は反抗して思いっきり捜査を進めるとかね(笑)。まさに室井管理官の若い頃って感じの……そういう若き官僚候補の葛藤と成長の展開も観てみたいなぁー。



ところでこのドラマ、プロデューサー、脚本、監督が――女性スタッフのトリオなんですね。

なるほどねー。

どうりでオシャレな感じだなと思った。



僕が、個人的に注目するのは脚本家ですね。

脚本の野木亜希子さんは傑作ドラマ「重版出来」や「逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)」を書いていて、注目の大シナリオライターだったんですが……そのあとのドラマがちょっと残念な出来で、会話に頼りすぎで展開に気持ちよさがないというスランプ状態かなと思うような出来のドラマが続いていたんですが、今回のドラマでは以前のようなキレの良さを取り戻しつつある雰囲気が出ています。

やはり組むスタッフ(プロデューサーや監督)が、迷走しだしていた野木亜希子さんをエンタメの王道に連れ戻したって感じになるのでしょうか? そうなれば良いなぁーと、今後への期待は膨らみます。
























posted by どんぐり at 19:06| 埼玉 ☔| Comment(0) | ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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