2020年04月27日

「未来世紀ブラジル」と「羊たちの沈黙」の解説動画



映画の解説動画というものはYouTubeに結構な種類があるのですが、個人的に気に入ってる解説者の動画はどうしても贔屓目になりますね(笑)。




【すぐにわかる】未来世紀ブラジル 独自解説 テーマ曲「Brazil」に込められたサムの心 Brazil Review

https://www.youtube.com/watch?v=WR6DYerQABo


先日、途中で寝落ちしてしまったこの「未来世紀ブラジル」も、昨日は昼間に観ることでラストまで観れました。

それでお気に入りの投稿主の解説動画を観てみたのですが――なるほど、わかりやすい。


ああ、そういうことか……と、あらためて映画の内容がよく飲み込めました。


最初に歌に触発されて企画された映画だったんだなぁということも、よく理解できました。

それに「1984」の要素がプラスされていったというわけですね。

この映画の面白いところは、国家は全体主義に向かっているのに、国民は超個人主義へ向かっていて、表面上は全体主義を装っているところです。

まさに、



今の日本そのものじゃないかw


と笑えるところですね。



いや、むしろ分断が始まってるのが今の日本か……。



たとえばコロナウイルスによる全国一斉の自粛要請にしても。


「俺がこんなに自粛してるのに、あいつらだけが外出していて――ふざけるな、ぐやじい!」


という嫉妬に満ちた声をネットでよく見かけます。




監視、告げ口社会……。


自ら禁止令を望む奴隷根性社会。




国民の側から禁止令出せなんて要求するようになるなんて、世も末ですよ。



とくに政治家の思いつき禁止要請によって、現場で働く人たちがどれだけ疲弊していってるか……?

それを知らない、あるいは想像すら出来ない国民だけが「もっとやれー!」と、煽っている。


素人たちが、どこかから得てきた不正確な知識で、他人に偏った価値観を強要――。


ギスギスしたイヤな世の中になったもんです。



こうした日本はひとつになるべきだという「絆」とかの大義名分に酔って国家の味方をする国民と、超個人主義のままで生き続ける国民との開き、分断の始まり……。

それが、今の日本で起きている実態なのかなとも思えるのです。



まあ、正直なところ――本当の実態は、日本国民の全体に考える力が低下していて、どうコロナウイルス騒動に対処したらいいのか考えられない、思いつかない、想像もできないという自分の無能さにイライラしていて、それで「面倒なことは国(政府)に任せていればいいんだよ!」と、自分で考えるのを放棄してイライラしている。他人任せにしているという、いわば〝安倍政権への依存〟が強まっているところなんじゃないかと思えますけどね。

本当の実態は、もっと幼稚なこと(日本国民が思考停止していて単に幼児化していた)のオチでしかなかったという……w


こうなると、「未来世紀ブラジル」の中に隠されたメッセージにも意味がある(今の日本に通じる)ことなのかもと思えてくるから不思議なものです。




【追記】

コロナ対策の件でいうと、他人がどうこうというよりも自分がどれだけのリスクを覚悟するかだと思うのです。

よく他人が外出していると、そいつが感染者だったらどうする、コロナをまき散らしているじゃないかとイライラしてネットに書き込んだりしている人がいるけど――いやいや、それはあなたも同じですよと言いたい。

あなたも自覚のない感染者で、まき散らしている1人かもしれない。
少なくとも他人はそう見てる可能性だってある。

どうして自分だけがクリーンだと思いたがるのか?(笑)
検査でも受けているのか。

結局はお互い様だと考え、あくまで自己責任の範囲で感染しないよう努力して生きるしかないし、外出するならそれだけのリスクを引き受けるしかないわけで、それを嫌だ、自分の思いどおりにならないと許さない、自分以外の他人がすべて悪いんだとネットでのたまわっても、それは潔くない、見苦しいだけです。

つまり他人は他人。自分は自分。

そう考えて行動し、自分もリスクを引き受けて外出する。その覚悟を持つこと。

今の日本人にはそれが欠けてきているように思えて仕方ない。


大事なのはそういうこと(自己責任)じゃないですかねー。



以前から、他人に「肝心なのは自己責任だ!」と言い続けていたくせに、いざとなったら自己責任は嫌だ、自分だけが正しいから他人の行動ばかり批判するぞじゃ矛盾しますからねー。





==============================================



続いて、こちら!




【すぐにわかる】羊たちの沈黙 独自解説 あの時レクター博士は何を言っていたのか The Silence of the Lambs review

https://www.youtube.com/watch?v=cg1SjWZZRUc



これは解説動画として長いけど、非常にわかりやすくて面白かった。



個人的には、例え話としての天皇陛下と浅利慶太のエピソードが面白かったです。


……これにより、投稿主が元劇団四季の関係者だったことがうっすらとわかりましたけどw

だから、投稿主のセリフの解釈や台本への読解力が優れていたのかと納得しました。

映画の分析は、どれも結構いい線を突いてるなぁと思っていましたもん。



――で。

羊たちの沈黙ですが、会話劇が頭脳プレーとしてどう展開されていたかを細かく説明してくれています。

そこが聞いていて楽しいですね。


元劇団四季の関係者だからこそ、映画のストーリーや会話の読み解きも良くて「なるほど!」と思わせてくれます。


僕もクラリスは、ファザコンでレクター博士に特別な感情を抱いて惹かれていったんだなぁと思っていました。


映画も、観客が父親目線で、ひとり頑張ってる娘を微笑ましく見守りたくなるように作られているのが、さらに解説動画で理解できるようになりました。

一方の女性客は父親好きな人や、あるいは男社会で頑張ってる女性の不安感などの本音に共感を示せたのかもしれません。

もちろん男性客の僕は、ヒロインのクラリスに対して娘のような愛情を抱く父親目線に途中からなっちゃいましたけどw



そういう視点で「羊たちの沈黙」を見直すと、以前とは違った面白さを発見できるかもしれませんね――。















posted by どんぐり at 08:18| 埼玉 ☔| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月21日

劇場版エヴァンゲリオンが無料公開!



なんと!

YouTubeで、劇場版「エヴァンゲリオン」の序、破、急(Q)の3作が一気に無料公開されました!

庵野秀明監督の会社カラーの公式チャンネルにて、期間限定の無料公開です!


リンクは、以下になります。


==============================================




【公式】ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.11 YOU ARE (NOT) ALONE.
https://www.youtube.com/watch?v=z0AeU-0_bHs




【公式】ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.
https://www.youtube.com/watch?v=OfqFiHjR7ac




【公式】ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO.
https://www.youtube.com/watch?v=M099_uFGzEs





株式会社カラー 公式チャンネル khara inc.officialチャンネル登録者数 16万人
https://www.youtube.com/channel/UCM4FwhxLYLHlOSPnfxmxSQw/videos





==============================================




その他に、エヴァンゲリオンについての解説動画もありました。




【エヴァ】なぜ人類補完計画は破綻したのか?徹底考察 ver.1

https://www.youtube.com/watch?v=HmW3S9wgdAQ




地球創世の話というか、アダムとイブについての独自の解釈が面白いです。
(一応、公式の設定からの解説らしいです)


難解な作品については、こういう解説動画がありがたいですね。


ただ、これは内容が難しくて――まるで大学の講義を聴いているみたいなので、お勉強が苦手な人は辛いかも?(笑)





==============================================





また難解な作品の解説動画では、

これが↓秀逸でした。





それも、

アーサーCクラーク原作、スタンリーキューブリック監督の不朽の名作!



「2001年宇宙の旅」!






【すぐにわかる】2001年宇宙の旅 解説編 2001: A Space Odyssey Review

https://www.youtube.com/watch?v=xHnKm6DSPD4





かなり、ぶっちゃけていて――それ故に、わかりやすい!(笑)



スタンリーキューブリックのへそ曲がりな性格をよく表現していて、吹き出してしまった。




とくに人工知能が自我を持って、反乱を起こした理由を解き明かしたのは秀逸でした。

ぶっちゃけつつも理論的に解説しているので、鋭いところを突いていて、理解しやすい解説動画になっています。



「2001年宇宙の旅」を観た人は、この動画を観ると、細かいところの疑問が一気に解けます。

オススメです。



難解なエヴァンゲリオンよりも、わかりやすいですよ(笑)。




【追記】

「2001年宇宙の旅」は、末来予想がうまかったですねぇ。

今になって現実になってることが、1960年代の撮影時期において予言のように描かれているんですから。


そういえば。

以前、もう亡くなった友人が教えてくれました。


月面移動のときに輸送船の中でコーヒーを注ぐシーン。表現できないからとスタンリーキューブリックはコーヒーを注ぐ直前でシーンをカットして切り替えていることを。

こういう細かいことをしていたのかぁ~。


あのとき、亡き友人に教えられてそのシーンを観て、スタンリーキューブリックの完璧主義というか、出来ないことはやらないというクールな姿勢に苦笑いしっぱなしでした。



これも、懐かしい話です……。





















posted by どんぐり at 21:10| 埼玉 ☔| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月21日

ジュディ 虹の彼方に



ラジオで聴いて、俄然興味が湧いてきました。



◆町山智浩、波乱の人生をおくったジュディ・ガーランドの伝記映画『ジュディ 虹の彼方に』を紹介 たまむすび

https://www.youtube.com/watch?v=_-oknUtrSrw




ジュディ・ガーランド。




日本で言うと、

大正11年の生まれの

女優さんです。




――いや、こう書くとインパクトが出るかなって(苦笑)。


少なくとも、レジェンドだと認識してもらえるかなって思って……。



で……。

ジュディ・ガーランドは、子役として出演した『オズの魔法使い』のドロシー役で大人気を博し、以後も『スタア誕生』などで抜群の歌唱力を披露して、1940〜50年代のハリウッドを代表する大スターの一人となった方……。


そして、大人から与えられ続けた麻薬によって身体を蝕まれ、40代でありながら60代のような痛々しい姿でステージに立ち、圧倒的な歌唱力を披露した方……。


47歳でこの世を去り、最後はハリウッドを憎み、ハリウッドが大嫌いだったという女優……。



そのジュディ・ガーランドの伝記映画「ジュディ 虹の彼方に」が、このたび米英合作で公開になった――。




◆Renee Zellweger - Over The Rainbow (From 'Judy' / Lyric Video)

https://www.youtube.com/watch?v=H53QBgHFJUg



名作「オズの魔法使い」の舞台裏も出てくるらしい――。


観てみたい!

あの当時のハリウッドを!




◆over the rainbow (オズの魔法使, The Wizard Of Oz Theme song)

https://www.youtube.com/watch?v=NnjBHsRciCI



YouTubeのコメントを拾ってみました。


==============================================


sanada415さん
5 か月前(編集済み)

汚い大人たちによって幼い頃から覚醒剤と性にまみれた可憐な少女。
悲しいね。。


==============================================


きゃわてぃさん
1 年前


ドラッグをキメてハイになって歌っているなんて、誰が想像したでしょうか。

本当に美しく、胸を打つ歌声だけに、心が締め付けられます。

この時代だからこそ、ガーランドは輝けたのか。それとも、違う時代に生まれていれば、もっと違う未来があったのか。詮無きことですが、どうしても考えてしまいます。

とにかく今は、この素晴らしい歌姫に、心からの賛辞と拍手を。


==============================================


ぴょんすさえさん
2 週間前

彼女の歌が素晴らしく、心に響きました。この後素敵な人生を送ったのだろうなと思っていました。

映画、ジュディを見ました。想像を絶する過酷な子役時代。薬まみれの生活。辛かったでしょうね…映画の最後の虹の彼方は素晴らしいものでした。



==============================================


美海さん
2 年前

彼女の人生、生き様を知ってから聴くと更に心に響く。

本当に素敵な歌声だな。。
素敵な方だから出せる声なんだろうな。。


==============================================



すごい不幸だったのに……。


フィルムに残された彼女の姿は、

輝いているんだよね……。





映画って、

美しいくらいに残酷なのかもしれない……。








そして、銀幕の歴史に残ると言えば――僕は、この人も忘れられない。



◆ムーン・リバー by オードリー・ヘップバーン

https://www.youtube.com/watch?v=vnoPke8tlAs


なんだろう……。

歴史の何か大事な瞬間に立ち会ってるような、そんな気持ちがあふれてきて仕方がない。


このヘップバーンを観てるだけで、涙が出てきてしまう……。



さらに、↓この姿にも……なぜか泣けてくる……。




◆ムーンリバー 「ティファニーで朝食を」

https://www.youtube.com/watch?v=6hTLrz7uzVs


カワイイし、カッコいい――。

あと、せつなさ……けなげさが伝わってくる。


オシャレというより、品がある……。





歴史的な女優は、僕の中の何かを狂わせてしまうようだ……。






















posted by どんぐり at 23:39| 埼玉 ☔| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする